右のグラフは天井付近と床付近の温度を時間軸で表したものです。
エアコンを付けてから1時間もすると天井と床の温度差は12.9℃まで広がりました。
通常、エアコンが温度を感知するセンサーは床付近には付いていない為、エアコンは天井付近が冷えるまで、冷風を出し続けることになります。
右のグラフは先程と同じ環境でハイブリッドファンを取付けたときのものです。
エアコンを付けてから1時間経ったときの天井と床の温度差は1.0℃になりました。ハイブリッドファン未使用時には12.9℃あった温度差が僅か1.0℃にまで縮まっています。
部屋全体の温度が均一なので、エアコンは本当に必要な量の冷風を出せるようになります。
[測定条件]
空調機 :5馬力
部屋広 :幅800cm×奥行800cm×高さ260cm
外気温 :30℃
室内温 :28℃
基本設定:冷房
温度設定:25℃/噴出し温度12~13℃
エアコンの電気料金は1年間でどれ程になるのでしょう。
ハイブリッドファンを使用する前、そしてハイブリッドファンを使用した後の比較で計算を実施しました。
1馬力のエアコンを1年間使用したと仮定した場合、標準的な電気代は36,720円(※)になります。
通常、ハイブリッドファンを使用することにより、エアコン設定温度は2℃外気温に近付けることができます。
これらを元に電気代の削減料金を計算した結果、電気代は約20%減の29,376円になります。
長期的に考えた場合、ハイブリッドファンの使用は大きなコスト削減に繋がります。
- 所要電力:0.75kw/h×1日8時間×1ヶ月30日×1年12ヶ月×稼働率68%×電気料金25円/kw
- エネルギー削減率:80%×1年の電気代36,720円
エアコンのCO2排出量は1年間でどれ程になるのでしょう。
ハイブリッドファンを使用する前、そしてハイブリッドファンを使用した後の比較で計算をしてみました。
1馬力のエアコンを1年間使用した場合のCO2排出量はおよそ524.4kg(※)です。
通常、ハイブリッドファンを使用することにより、エアコンの設定温度は2℃外気温に近付けることができます。
これらを元にCO2排出量を計算した結果、CO2排出量は約20%減の419.5kgになります。
常識的に考えた場合、ハイブリッドファンの使用は大きなCO2排出量削減に繋がります。
- 所要電力:0.75kw/h×1日8時間×1ヶ月30日×1年12ヶ月×稼働率68%×CO2排出量0.357kg/kw
- エネルギー削減率:80%×1年のCO2排出量524.4kg
[条件設定]
空調機 :1馬力
所要電力 :0.75kw/h
稼働率 :68%(100%-119日/365日)
電気料金 :25円/kwh
エネルギー削減率:1℃=10%(東京電力HP)
CO2排出量:1kw/h=0.357kg(環境省HP)